全日本選手権

全日本選手権

いよいよ今日からフィギュアスケート全日本選手権が始まる。
今シーズンでの引退表明している選手にとっては最後の全日本。そして今年も大庭雅選手の姿があるのが嬉しい。これからも出来るだけ長く出場していてください。どの選手も悔いのない演技ができますように、全員応援してます。
昨日は気になるニュースがあった。ペアのゆなすみ組、長岡柚奈選手が膝を強打したという。大丈夫かな、無理しないでほしい。ここで無理して今後に響くようなら、思い切って棄権してもいいと思う。

抽選会に赤いスーツで現れた大島光翔選手。さすがはスタァ❤️こういう選手がいると華やかで楽しい。佐々木彰生選手を思い出す。

りゅうほんじさん

昨日の朝ドラ「ばけばけ」で水飴を買う女の幽霊の話が出て来たけど、たまたま検索してたら懐かしい寺の名前が出てきた。
この怪談はドラマの舞台松江だけでなく、全国的にある話らしい。その中の一つとして京都西陣の立本寺にもある、と知ってびっくりしたのだ。

わたしは子どものころ京都市上京区に住んでいて、その近所にあったのが立本寺だった。お寺の境内の中に公園があり、砂場もあって子どもたちの遊び場所だった。その公園は夏休みにはラジオ体操の会場にもなっていた。小学校の行き帰りの通り道にあり、正門ではなく脇のお墓の側を通って通学していた。大きな木や石によじ登って遊んだり、お寺というより楽しい遊び場の「りゅうほんじさん」だった。そんな怪談があったなんて知らなかった。

「りゅうほんじさん」と呼んでいた寺が「立本寺」と書くことを知ったのはいつ頃だったろう。あの砂場で遊んでいて、夕方祖母が迎えに来てくれたこともあったなあ。おばあちゃんっ子だったわたしは、祖母と並んで帰ることが楽しかった。
『バルバラ異界』全4巻

『バルバラ異界』全4巻

『バルバラ異界』全4巻
萩尾望都/著 小学館フラワーズコミックス 2003年〜2005年

「月刊フラワーズ」2002年9月号から2005年8月号までの連載中ずっと読んでいた。(当時は田村由美『7SEEDS』も連載中だった)

もう20年も前だったのかと驚く。なぜまた引っ張り出してきたかというと、娘が映画「鯨が消えた入り江」を見てきて、「銀の三角…いや、バルバラ異界だ〜!」と騒ぐので、「は?」となったから。わたしは「鯨〜」は見てないので何のこっちゃ?なのだが、それであらためて懐かしくなって読んでみた。

萩尾望都、わかっていたけどやっぱりこの人すごいなあ。第1話と第2話のギャップに、当時もうわあとなったっけ。完結した時はそのストーリー展開のダイナミックさに感心したものだった。
それが今読むと、ストーリーよりもキリヤへの愛おしさが何よりもまさって、切なくて涙が出た。人好きはするけれど親として未熟な父親と、明らかにメンタル病んでる母親。このどこにも居場所のなさを抱えた孤独な子どもを、どうすれば癒してやれるのだろう。ようやく時夫との絆がぎこちないながらも結ばれてきた時に、あの23話のラスト。くるりと周った世界はもう戻らない。その喪失感に打ちのめされる。

青羽の言葉「未来はまだやって来ていないので、何度でもやり直せる。でも過去はもう確定してしまったので、変えられない」

そして「夢」という形で変えても、反転した世界ではあのキリヤとの時間はかえらない。

だが青羽の言葉に未来への希望も感じた。そうなのだ。過去の過ちはもう取り戻せないが、未来はある。これからの世界を誤りのないようにしていくことは出来る。わたしたちには未来への責任があるのだ。

「キリヤ 青羽 子どもたち 未来はきみらを愛しているか?」

ラストページのこの言葉を肝に銘じよう。すべての子どもが愛される世界にしていくことが、わたしたちの使命なのだ。
『あの人と、あのとき、食べた。』

『あの人と、あのとき、食べた。』

『あの人と、あのとき、食べた。』
椹野道流/著 二見書房 2025年

著者の作品をラノベで読んでいたのはもう25年くらい前だけど、コロナ禍の頃SNSとwebのエッセイを知り、特にエッセイはコロナに感染して寝込んでいた頃楽しみに読んでいた。

この本の内容も、ちょくちょくエッセイで読んでいたのと重複するところもある。でもそれを「誰かと何かを食べる」という括りでまとめると、訴えかける思いがさらに強くなる気がする。「食」にまつわる思い出は、それだけ人に懐かしさを与えるようだ。読んでいて色々思い出してきた。

著者は関西在住なので、わたしにとって懐かしい言葉が出てくる。
「かしわ」
鶏肉のことをこう呼ぶ。鶏肉は「かしわ屋」で買い、普通の肉屋では売ってなかった。そういえば豚肉ってあまり食卓に上がらなかったな。肉といえば牛肉だったから。
「煮る」を「炊く」と言う。
あー懐かしい。「〇〇を煮たもの」を「〇〇の炊いたん」と言ってたなあ。

デパートの大食堂やクリームソーダの思い出など、子ども時代の思い出には共通点がある。

我が家は商売をやっていたので食事の支度は祖母が受け持っていた。だからわたしのいわゆる「おふくろの味」はそのまま祖母の味である。
手際よくのり巻きを巻いていく祖母の手先を、わくわくしながら見ていた思い出。のり巻きを切った時の端っこをもらうのが楽しみだった。
魚料理はいつも鯖の煮付け。当日よりも翌日の煮凝りが美味しかった。
油揚げにひき肉、にんじん、椎茸、シラタキを詰めてかんぴょうで口を縛り、その形から巾着と呼んでいた料理は、わたしの1番の好物で、これも翌日のほうが味が沁みて美味しかった。祖母が具材を詰める時は、見るだけでなく手伝いも喜んでしていた。わたしが最初に料理らしい料理をしたのは、この巾着が初めてだった。具材を混ぜるのを忘れてそれぞれの具材ごとに固まってしまい、食べる時に家族に笑われたけど。

著者のエッセイでは、家を建てる話を楽しみに待っているのだが、こちらのほうが先に出てしまった。これはこれで楽しく読めた。
『かみなりせんにょ と いなづませんにょ』

『かみなりせんにょ と いなづませんにょ』

『かみなりせんにょといなづませんにょ』
ハン・ガン/ぶん チン・チラム/え さいとう まりこ/やく  小峰書店 2025年

ハン・ガンの絵本というので読んでみた。
決められた髪型と衣装にきゅうくつさを感じる二人のチビ仙女。それぞれに似合った髪型に変え、動きやすい衣装を着て生き生きする姿が可愛い。やんちゃな子どもをただ叱らず、ふさわしい仕事を与えてくれるおばあちゃん仙女がいい。絵も可愛い。
原作の出版が2007年なので、日本での刊行はハン・ガンのノーベル文学賞受賞がきっかけなのだろう。

ハン・ガンの作品はまだ『すべての、白いものたちの』しか読んでないけど、いつか必ず気合い入れてから読みたいと思っている。
ニュース

ニュース

昨夜寝る前にニュースアプリで妙義山の山林火災を知った。周辺の人たちは無事らしいけどさぞ心配だろうと案じていた。
そして今朝は、昨夜午後11時過ぎに北海道から東北に地震があり、青森県で震度6強の揺れを観測したというニュースを知った。
津波警報は解除されたけどまだまだ不安だろう思う。住民のみなさんが無事であることを祈ります。
娘は起きていてクローゼットの扉が揺れたので地震だとわかり、その後震源地が東北だということに驚いていた。もっと近いと思ったらしい。わたしはその頃は寝込んでいたので何も気づかなかった。
以前は朝起きると習慣でTVのNHK をつけて時計代わりにしていたので、ニュースにも気づけたが、最近はTVを見なくなり夜7時のニュースくらいしか見ていなかった。一通り朝の家事を終えてからニュースアプリを確認していたが、やっぱり朝すぐに確認したほうが情報に遅れないですむなと思った。
公園清掃

公園清掃

今日は自治会の行事で公園清掃の日だった。先月からカレンダーに印を付けておいたし、先週まではしっかり覚えていたはずなのに、今朝ころっと忘れていた。やや寝不足だったので、朝食後ちょっと寝ようかと布団に転がっていて、突然思い出し布団から飛び起きた。危ない危ない。集合時間までにはまだ1時間近くあったので、焦ることなく余裕を持って準備できた。
夏とは違って雑草もそれほど伸びていないけど、落ち葉が結構あり、剪定した植栽の枝を集める作業がある。それでも大人数でやるので短時間で終わった。しかし我が家との境目の部分だけは仕方なくわたしが一人でチマチマとやっていた。
ちょっとそれで疲れたのか、その後どうも体調がすぐれず、胃も気持ち悪くなって転がっていた。まったく、これだけで具合悪くなるのかと情けなくなってしまう。体力もだけど気力がない。これでは年末の大掃除もおぼつかない。

自治会の解散の時、ある会員が自宅でとれたスダチを配っていて、ありがたく頂戴した。黄色く色付いていたので、酸味があまり強くなさそう。
西の空に残る満月

西の空に残る満月

昨日は今年最後の満月だった。夜に外に出てみたら、夜空に煌々と輝く光が眩しくて他の星も見えないほどだった。しばらくして目が慣れてくると少しずつ星が見えてきた。
月の出は16:24

今朝西の空にまだ月が残っていた。白い月も綺麗だな。月の入りは08:01

月の入り月の出は毎日約1時間ずつ遅くなっていく。次の満月は来年1月3日。
エアコン復調?

エアコン復調?

業者さんからの連絡を待ってる間にふと思いついて、コンセントを抜いてしばらく置いて再び差し込み、電源入れたらちゃんと動いた!その後何時間か経っても止まらずしっかり作動している。
やれやれこれで直ったかな?と安心して業者さんからの電話に出た。ところが今の復調はあくまでも一時的な可能性も高く、また繰り返すようならきちんとメーカーに点検してもらったほうがいいとのこと。原因の特定は結構難しく、それがわかれば部品の交換で直せるが、最悪の場合は熱交換器の交換になるかもしれず、かなり高額になりそうとのこと。うわ〜ん。せっかくクリーニングしたばかりなのに〜。出来ればこのまま冬を乗り切ってくれ〜!
エアコン不調

エアコン不調

先日エアコンのクリーニングを頼んだ。2年前に初めて業者に頼んで、それまで一度もやったことなかったので、真っ黒い洗浄水をみて慄いた。その時にだいたい2年ぐらいでまたやった方がいいと言われていた。そんな短期間で必要なのかなあと思っていたが、1番頻繁に使うリビングのエアコンの送風口に黒いカビが見えてきたので、頼むことにした。
リビング以外のエアコンは汚れも想定内で、これ以上たつとカビが急速に増殖するので、ちょうどいいタイミングだったらしい。
問題はリビングでこの間もそうだったけど、台所の近くなのと、隣が公園という位置にあるので、汚れが1番凄かった。このエアコンだけは2年より早くクリーニングしたほうが良さそうだ。

クリーニングの時期としては、暖房より冷房を使用する時にカビが発生するので、冷房の使用が終わり暖房を使用する前のタイミングがいいとのこと。なるほど。リビングだけは来年の秋に頼んだほうが良さそう。出費は痛いけど健康にはかえられない。

クリーニングしてさっぱりしたエアコンで快適に冬を過ごそう、と思っていたのに、よりによってこの冬1番寒いこの朝に、リビングのエアコンが止まってしまった。最初は快調に動いていたのに気がついたら止まっていて、何やらランプが点滅している。以前にも同じような状態になって、その時は電器店に電話して指示を受け、すぐに直った。今回はクリーニングの直後なので、その業者さんに連絡した。すぐには来られないが、急に寒くなったこととエアコンの温度設定が低いのが関係してるかもという。とりあえず電源切って連絡を待つことになった。今は隣の和室のエアコンで寒さをしのいでいる。

このエアコンは和室のより古いし、1番使用時間が長いし、設置場所の環境も悪いし、家のリフォームの際に取り外してまた取り付けてという作業も経ている。いろいろ過酷な環境に置かれている。買ってから7年経ってるけど、以前のはクリーニングもしないで17年使っていた。いろいろ機能がふえた分、耐久性が低下しているのかもしれない。シンプルなのが懐かしい。