日々の雑記
『青い鳥』

『青い鳥』

『青い鳥』メーテルリンク・作 江國香織・訳 高野文子・絵 講談社青い鳥文庫 2013年

娘が注文していたので驚いた。もう持ってるでしょ?と聞くと「だって江國香織の訳で高野文子の絵だよ!」と言うので、ああ〜そりゃもう買うしかないわね。
表紙が可愛い!本編の挿絵もちょっと『ドミトリーともきんす』っぽくてかわいい。
そして江國香織の訳、厳密に言うと原作は戯曲なので、リライトになるのかな?

『青い鳥』 メーテルリンク・作 若月紫蘭・訳 岩波少年文庫 1970年改版 

昔の本を出してきたけど、こんなに汚れていたとは。そして戯曲だったことはすっかり忘れていた。
フィギュアスケート世界選手権2025

フィギュアスケート世界選手権2025

なかなかISUのリザルトページが表示されなくてやきもきしたけど、ようやくページが出来ていた。
時差が13時間あるから、女子SPが始まるのが日本時間だと明日の午前1時5分から。明日の朝にはSPの結果は出ている。みんな頑張ってね。
ミオソティスミオマルクーワスレナグサ

ミオソティスミオマルクーワスレナグサ

バラ咲きプリムラと同時期に植えたミオソティスミオマルク。なかなか大きくならなくて葉っぱも黒ずんできたので、これはもう枯れたのかと心配してたけど、ようやく花をつけ始めた。不思議なことに、咲きはじめはピンクなのにしだいに青に変わっていく。最初は色を間違えたかと思ったら、どうもそういう特徴があるらしい。この色の変化は早春の3月頃にしか見られないらしい。

ワスレナグサだと思って購入したけど、この花は一般のワスレナグサ=ミオソティスの交雑種で、それより花が大きいのだそう。
予定変更

予定変更

先週寝込んでいたので、いろいろ予定がくるってしまった。本来なら水曜日に内科へ行って、金曜日には歯科の予約があった。今週体調を見ながら内科にいこうと思ってるけど、けっこう遠いので歩くのに不安がある。家事をしていても力を入れすぎるとまだお腹にひびくので、休み休みでないと動けない。歯科の予約もいつにすればいいか悩ましい。
年度末なので自治会役員は来月の引き継ぎに備えて、今週からほぼ毎週末集まりがある。来月には眼科の予約も取らないといけないし、カレンダー見ながら頭が痛い。

水仙の丈が伸びて大きくなってきた。
プリムラ復活

プリムラ復活

1/21に植えて1/24に鳥の被害に遭ったバラ咲きプリムラ。その後も残った花がもう一度食べられ、花が食いちぎられ萼だけになっている無惨な姿に。
悲しい思いで眺めていたけど、最近新しい花芽を発見。その花芽もずいぶん増えてきたので、思い切って被害の後の萼を切り取った。最初の形にはほど遠いけど、これからどんどん咲いてほしい。
床上げ

床上げ

昨日はまた午後から布団で寝ていたが、今日はようやく床上げできた。まだまだ動くとお腹にひびくのだが、休み休み家事もこなせた。食欲が出てきたので、消化の良いものを少しずつ口にしている。
娘も昨夜は少しぶり返したようだが、今朝は回復した、と床上げ宣言した。
2人とも2kg減っていた。何しろほとんど食べてなかったから。娘はもうりんご食べているけど、わたしはまだ果物は無理だ。そして今2人とも何だか無性に「塩むすび」が食べたくなってる。トースト、くず湯、お粥とか食べてきたけど、しっかり塩味の効いたおにぎりが食べたいのだ。明日食べられるかな。
胃腸炎2

胃腸炎2

1番心配していた娘も胃腸炎になってしまった。昨日夕方から少し気持ち悪いと言いながらも、夜には翌日のゴミ出しの準備までしてくれていた。お腹を温めるために小さな湯たんぽを用意してやった。
夜中から朝にかけ1番ひどくなり辛そうだった。ここ何日か頼んでいた朝の家事は久しぶりにわたしが受け持った。しかし体力が落ちていたせいかほぼ回復していたはずなのに、動いているうちにまた具合悪くなってきた。
娘は昼過ぎには、まだ症状はおさまっていないものの、起きてきて少し食べられるようになった。熱もわたしは39度まで上がったのに娘は37度台、38度まで上がらなかったという。息子はもう昨日の夕方には職場復帰して今朝はいつも通り出勤して行った。さすが若いと回復が早い。
わたしが症状も1番重く回復も遅い。娘と時間差でかかったので家事に支障が出なかったのは幸いだった。
娘はまだ養生が必要だし、わたしも体調を見ながら最低限の家事をこなさなければならない。ゆっくりゆっくりやっていこう。

庭の水仙が咲いた。このままでも可愛いけど、このあと少し丈が伸びてくる。毎年律儀に咲いてくれてありがとう。

胃腸炎

月曜日に息子が早退してきた。熱があるという。コロナは陰性だったというので風邪かなと思っていた。
火曜日に「病院行って検査してくる」というので、何の検査?と心配していた。息子は昔から言葉が足りなくて、正確な情報のやり取りが難しい。やきもきして待っていたら昼過ぎに「胃腸炎だった」と帰ってきた。勤務先の施設で流行っているらしい。
やれやれと思っていたら、夕方からわたしが胃腸炎になった。息子より症状が重く夕方から翌日の朝にかけていろいろ大変だった。症状がおさまってから発熱した。久しぶりに39度まで上がった。とにかく気持ち悪くて水分も食事もほとんど取れなかったからか。熱のせいで頭が痛くゆっくり休めない。ずっと布団に寝ているので腰も痛い。
夜中に少し体が楽になり朝になってようやく37.6度まで下がった。平熱よりだいぶ高いけどまあこれくらいなら大丈夫だろう。食事もトースト一枚だけどちゃんと全部食べられたし、これから体力回復につとめよう。
役員会

役員会

毎度のことながら、役員会が終わると動けなくなる。ただ聞いているだけなのに、気を張っているからだろうか。昨日はいつもより時間が長かったせいもある。それでも、どうしてこう毎回毎回ダウンしてしまうのか、体力の無さがいやになる。とても常任役員など引き受けられない。
夕食までに少しお腹に入れて布団に転がる。うとうとしたらしく、自分のいびきに驚いて目が覚める。喉の痛みと寒気を感じたので市販の風邪薬を飲む。夕飯食べずに寝ようかと思ったが、どうせ着替えたり歯を磨かなきゃならないし、起きたついでに少し食べる。風邪薬が効いたのか、ちゃんとご飯食べたのがよかったのか、その後はずいぶん体調が回復した。

睡眠と食事はやっぱり大事。

庭の水仙がだいぶ育ってきた。パンジーを植える時避けたつもりだったが、うっかり見当を誤ってギリギリになってしまった。来年は位置をもっと考えよう。
『死者の書』いろいろ

『死者の書』いろいろ

長岡良子『ナイルのほとりの物語』の2巻にあるツタンカーメンの話のタイトルが「死者の書」で、はじまり方(死者が眠りから覚めていく)が、折口信夫の『死者の書』によく似ている。長岡さんは『葦の原幻想』の最後にも『死者の書』について ”世の中にはこーいう小説もあったのか、と私の目をみひらかせてくれた名著“ と書いている。

『死者の書』折口信夫・著 中公文庫 1974年 

死者が目覚めていく冒頭にものすごい衝撃をうけた。さらに音の表現がすごい。ぞっとする。

「した した した」水の垂れる音。
「こう こう こう」魂呼ばいの声。

また読んでいるうちにこれは時系列通りではないな、とわかってくる。藤原南家の郎女が失踪した方が早いのだ。話の流れを掴むまで苦労したけど、実は何が起きていたのか今だにはっきり理解できないけど、雰囲気だけで充分だと感じられた。

その後『初稿 死者の書』が2004年に刊行された。
それを読むと冒頭が違った。だいぶ各章の順番が入れ替わっていた。初稿の方が話としてはわかりやすい。けれど、やはりあの死者の目覚めの冒頭が与える衝撃に勝るものはないと思う。


DVD「死者の書」川本喜八郎監督 2007年

2006年に公開された人形アニメーション映画。人形でよかった!これが実写なら生々しすぎるところ、人形のおかげで超自然というかどこか浮世離れした不思議な世界が感じられる。堀辰雄が『死者の書』を評して「あれだけは古代を息吹している」と言ったそうだけど、まさにそれ。


漫画『死者の書』上下 折口信夫・原作 近藤ようこ・著 KADOKAWA 2015〜2016年

近藤ようこの漫画は現代ものしか知らなかったけど、これはとてもよかった。彼女の単純なすっきりした線で描かれる絵は、この世界にぴったりで、くどくなく、あっさりしすぎず、神秘的。彼女の絵で読めてよかった。そして白状すれば、この作品を読んで初めて「死者の書」が理解出来た気がする。

上巻あとがきに
ー目指しているのは、折口信夫を全く知らない人のための「死者の書・鑑賞の手引き」です。原作を読んで、私の解釈は間違っているというような指摘をされるのこそが本望ですー
とある。

いえいえ、とても優れた手引き書でした。ありがとうございました。
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