日々の雑記
読書会の準備

読書会の準備

今月の読書会のレポーターなので、その準備に時間を取られている。どうしても気になると調べたくなるので、読むものが多くなる。
今回はやっかいなことに、古代エジプトと聖書が絡んでくる。これをどうレジュメにまとめるか。地図と年表が必要なので分量も多く配置にも苦慮している。

この機会に『エジプト人シヌへ』も読みたいのだけれど、扱っている時代が違うのであまり参考にはならないだろうし、ついつい時間を忘れて読みふけるのが予想されるので迷っている。
「Timeless Butterfly」

「Timeless Butterfly」

hisakaさんの新作アルバム。
ライブを聴いてCD買おうと思っていたら、CD無くて配信だけだったので、帰宅後iTunesで購入した。

「Both Sides Now」と「Until it’s Time for You to Go 」が入っていて嬉しかった。
hisaka アルバム発売記念ライブ

hisaka アルバム発売記念ライブ

兄に誘われて、兄のボイストレーニングの先生のライブに行ってきた。場所は
渋谷JZ Brat Sound of Tokyo

コンサートなどは行ったことあるけど、こういうお店での、飲みものと軽い食事しながらのライブは初めてだった。渋谷に行ったのももう5年ぶり。電車だと体力的にまだ無理かもと思っていたが、兄が車で行き帰り送ってくれるというので決心した。

久しぶりの生の音楽はやっぱりよかった。初めて聴いた方だけど、少しハスキーな声だと思ったら、当日は風邪が治り切っておらず、「こんな状態でごめんなさい」と謝られていた。兄が言うには「いつもよりちょっとパンチが足りない」らしいのだが、そこまで感じなかった。
ジャズシンガーらしいがジャンルにこだわらず歌う方らしく、冒頭は「浜辺の歌」の英語バージョン「Walk Along the Shore」だった。ほとんど知らない曲ばかりだったけど、演奏者に合わせてスキャットで歌ったり、自分で作ったという日本語の曲もあったり、1時間半多彩な選曲で楽しませてもらった。
アンコールでは懐かしい「青春の光と影」(Both Sides Now)が聴けて嬉しかった。
そして1番印象に残ったのが中盤に歌われた「don’t ask why don’t ask how」というフレーズが心地よかった曲。(アルバムに入ってる「Until it’s Time for You to Go」という曲だった)

兄もわたしも娘も大満足したライブだった。やっぱり生はいいな。これを機会に、またコンサートやミュージカルに行きたいな、とあらためて思った。
渋谷に行けたことで(車だったけど)都心に出る練習もできたし、健康面ではまだ心配なこともあるけど、これから外出する機会を増やしていきたい。
「悪魔の降誕祭」ードラマと原作

「悪魔の降誕祭」ードラマと原作

先日NHKBSで放送されたドラマ「悪魔の降誕祭」を見た。横溝正史の短編が原作という。出演者に興味あったし、金田一耕助の短編ということもあって見た。

はて?なんか釈然としない。最後はなんかホラーみたいだけどホラーになりきれてないし、役者は熱演というより変顔させられてるし、登場人物みんなクセが強すぎて引く。髪型も変だし。演出がわたしにあわないだけかもしれないけど、はっきり言っておもしろくなかった。

このままだともやもやが残るので原作を読んでみようと、図書館で借りてきた。

『金田一耕助の新冒険』横溝正史・著 出版芸術社 1996年

この短編集の冒頭に載っていた。早速読んだけど、あれ?終盤の展開がドラマと違う。あれはドラマのオリジナルだったのか?

Wikipediaによると、最初短編で発表され、その後加筆されたという。わたしが読んだのはその最初の形の短編で、ドラマは加筆された方を原作にしているらしい。うーむ、ではそちらを読まねば。我が市の図書館にはそちらが載ってる角川文庫がない。他館から取り寄せになってしまう。そこまでしなくてもとも思うが、すっきりしないのでやっぱり読みたい。
古本市

古本市

お天気はイマイチだったけど古本市に行ってきた。昨年の11月以来だ。寒すぎたり体調悪かったりでなかなか行けなかった。
絵本6冊と映画のパンフレット1部。パンフレットはもう一つ「ガタカ」もあったのだけど、あまりに高額で諦めた。

『いたずら きかんしゃ ちゅうちゅう』は以前から気になってたけど、絶対うちにあるはずだと思いこんでいた。あらためて確認したら探しても見つからない。絶対あったはずなのに…。あまりに汚れているものや破損したものは処分しているから、たぶんいつか処分したのだろう。またうちに来てくれて嬉しい。

古本市の帰りにいつも寄る駅前の喫茶店(例の昭和の香りの喫茶店!)で、いつものピザトーストとコーヒーを頼んだ。いつも通りおいしかった。
着物漫画

着物漫画

blue skyで二つの着物漫画『爛漫ドレスコードレス』と『銀太郎さんお頼み申す』の話題が出ていたけど、わたしは『爛漫ー』は普通に楽しく読んでいて、『銀太郎さんー』は着物だけでなく「和」全般に勉強になると思って読んでる。あと単純に着物や帯の柄が美しくて楽しい。

ただ『銀太郎さんー』には着物を知らないことを笑う描写があり、娘はそれが嫌なのだそう。わたしはちょっと言葉がキツイかな、ぐらいの気持ちだった。しかし指摘されて気付いたけど、知らないことをただ「物知らずね」と言うのではなく、「本当に日本人?シンガポールの華僑なんじゃない?」などと言うのは酷い。しかも何度も出てくる。定番のギャグとして笑うところになっているのがもう。最初うっかり笑って楽しんでいた自分を反省する。

「知らない」ことを一段低く見て揶揄するのは、そこに愛情があったとしても、言われる方がめげてなくても、やはり良くないことだ。しかもそれをわざわざ他の国と絡めるのは念が入りすぎ。無心に楽しく読みたかった。


忘れていたけど、写真のあぶら取り紙入れは息子の修学旅行の京都土産だった。
めまい?なのか何なのか

めまい?なのか何なのか

昨日起きた時ふらついた。夜中からその感じはあった。
2年前の自転車事故で頭を打って入院して以来、めまいやふらつきがおこるようになった。めまいはほぼおさまっているが、ふらつきは時々ある。特に寝ていた状態から起き上がる時に強くでる。そのあとはいつのまにかおさまっていることが多いのに、昨日はそれが続いていた。今日は動かないで寝ていようかと思ったけど、動かないとかえってよくないのではと思い、いつもの朝の体操をやってみた。
体をほぐす軽いヨガ、寝たままできる足あげお尻あげ体操、理学療法士さんから教わった肩甲骨体操と胸鎖乳突筋伸ばし、3つセットで20〜25分くらい。
そのおかげか、ふらつきはだいぶ楽になったので、朝の家事も普段通りできたし、掃除のあとは図書館と郵便局に行った。ちょっと歩く時おぼつかない感覚があるが、普段よりゆっくり歩いて行ってきた。その後娘とスーパーに買い物に行き、さすがに疲れて布団に転がった。起きる時やはり少しふらつくが、夕食もすませ録画予約していたテレビを見て過ごした。そろそろ入浴という頃またふらつきが強くなった。感覚としては「フラっ」より「グラっ」だったので、これはもう寝た方がいいと思い入浴せずに布団へ。足あげ体操と肩甲骨と胸鎖乳突筋を動かしてから寝た。

今朝も少しふらついたが、昨日ほどではないので家事を済ませて体操した。

このふらつきもめまいの一種なのか?わからない。入院中初めてめまいを経験したが、それは目の前の景色が激しく左右に揺れて、気持ち悪くて目をあけていられなかった。看護師さんが目を覗きこんで「ああ◯◯だね」と言ってたが(正確に何と言ってたのか覚えてない)たぶんわたしの眼球が揺れていたのだろう。それ以来そういうめまいは入院中に一度、退院してから時々起きた。最近はおきてないのでほっとしている。あれがめまいだと認識しているけど、するとこのふらつきは何なんだろう?以前耳鼻科で診てもらった時は、耳鼻科では異常なし、怪我の後遺症だろうと言われた。はっきりこれという原因はないのかな。

今日は青空古本市に出かける予定なのだが、朝は雨が降っていたし、体調をみて考えよう。


公園のツツジがようやく咲き始めた。
『天幕のジャードゥーガル』5巻

『天幕のジャードゥーガル』5巻

『天幕のジャードゥーガル』5巻 トマトスープ・著 秋田書店 2025年

毎月のweb連載で読んではいるけど、更新されると前の話は読めなくなるので、細部を忘れてしまう。書籍でまとめて読めるのはありがたい。表紙はモゲ。彼女はいい子なので陰謀や抗争に巻き込まれるのは辛いけど、ボラクチンが弱ってくると、代わりにファーティマたちと争うことになるのかもしれない。
今までボラクチンやソルコクタニの器の大きさ政治的手腕に圧倒されてきたファーティマたち。ようやく一矢報いられるか。

ボラクチンのドレゲネ評「思慮は浅いが野心の強い女」ああ、ボラクチンには彼女らの「野心」が何かまでは分からないのだ。それは権勢欲ではない。暗い炎のように強い私怨だ。まさかモンゴルを滅ぼすことが望みだなんて想像もつかないのだ。ソルコクタニもそうだが、優秀でありすべて持っていて奪うほうの人間である彼女たちには、虐げられ大切なものを奪われたものの一途な思いが理解できない。それは将来を見据えた自分の利益など考えない、ただただ怨みを晴らしたい一念。為政者の考えではないのだ。為政者として見ていてはファーティマたちの企みを見抜けない。そこにファーティマたちの勝機がある。
今回クチュもそれが理解できなかったが為に命を落とす。(作者の言うように「その真相は謎のままで、どんな可能性もそれ以上のものではない」が、この作品ではそういうことになっている)

いいところで続くけど、作者の都合で連載が隔月になり、夏以降は休載になるという。残念だけど仕方ない。
その代わりといっては何だけど、アニメ化のニュースが出て驚いた。
訃報

訃報

昨日ローマ教皇死去の二ユースが飛びこんできた。2月に入院して病状が危ぶまれていたが、無事退院されたので安心していたのに。
これからコンクラーベが始まる。映画「教皇選挙」がヒットしているこのタイミングとは。

もう1人俳優山口崇さんの訃報も。とてもショックで悲しい。最近見かけないし気になっていた。放送中の大河ドラマで平賀源内の評判を聞いていたけど、わたしにとっての平賀源内はこの人なんだ。ドラマ「天下御免」大好きだった。あんなにおもしろいドラマは見たことがなかった。再放送してほしくても映像が残ってないなんて残念でならない。たしか山口さんが個人で録画していた初回と最終回が残っているはずなので、再放送してくれないかな。
山口崇さんを初めて知ったのは1966年の「源義経」の平教経役だった。大河ドラマにはその後もいくつも出演していたし、時代劇だけでなく現代劇もホームドラマにもたくさん出ていた。
新聞にはクイズ番組「タイムショック」の二代目司会者とドラマ「大岡越前」の将軍吉宗役の紹介があったけど、「天下御免」の源内さんをあげてないのは納得がいかない。

写真は公園のハナミズキ。
ハナミズキ

ハナミズキ

うちの玄関ちかくの街路樹は白いハナミズキ。団地内でも白い方が多い。桜を見てきた公園には濃いピンクのハナミズキがあって遠目だとほとんど赤にみえる。そろそろ咲いてるかと見に行ったら、こちらも先日の八重桜と同じくもう散りはじめていた。今年はタイミングが悪いなあ。高い所にあるのを下から撮ったら、青空に透けて見えた。