『絵で見る 日本の図書館の歴史』
奥泉和久/監修 堀切リエ/文 いしいつとむ/絵 子どもの未来社 2025年
文字の誕生から始まりその文字を記録するための紙の発明、それが本の形になり(当時は巻物)、日本に渡りそれを収める場所ができる。それから図書館へと発展していく過程が、たくさんの写真、図版、絵を使って描かれている。中には江戸の出版社耕書堂も出てきて楽しい。子どもと女性の利用できる図書館が山口に最初に出来たのは知らなかった。
戦時下の図書館を経て戦後の図書館活動になるとより身近に感じられ、「図書館の自由に関する宣言」にはあらためてグッとくる。
コメントを書く...
Comments