ある過去の行方

ある過去の行方

4/26シネマカリテにて鑑賞
きつい。誰が悪いわけではない、なのにみんなが苦しんでいる。会話で状況が分かってくるので、最初の20〜30分眠くてうとうとしてたため聞き逃した箇所かなりありそう。過去より前を向いていたいという台詞があるけど、その台詞さえ苦しそうに聞こえて、爽やかなエンディングではない。正直これで何か解決したのだろうかともやもやしてしまう。でも実際の人生や生活はそんなものなんだろうな。スパッと割りきれることなんてそんなにない。それでも生きていかなくちゃならないのだ。だから少しでも前に進めればいいと思う。長女の、告白してもしなくても苦しいままだ、というのは正しいなあ。でもそれこそ時間が少しずつ苦しみを薄めていってくれるのではないだろうか。
この長女がすごく綺麗な子でマリオン・コティアールに似てるなあ、と思っていたら、「エディット・ピアフ」でマリオンの少女時代を演じたという。どうりで。

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