『煙のように消えるねこ』 | 日々の雑記
『煙のように消えるねこ』

『煙のように消えるねこ』

『煙のように消えるねこ』リンダ・ニューベリー・作 田中薫子・訳 丹地陽子・絵 徳間書店 2025年

引越した家の隣の庭でおばあさんと猫を見かけた少年。でもその家にはおばあさんも猫ももういないという。夜中にあらわれるおばあさんと猫たち。不思議な光景だけど怖くない。謎解きというほどではないけれど、少年の優しい心がその光景を見せているのだと思う。おばあさんと猫のために少年が頑張ったことで、おばあさんも猫も本当に嬉しそう。心がほっこり暖かくなる優しい物語だった。絵もかわいい。

姉妹編で『おもちゃ屋のねこ』という作品もある。こちらも読んでみたい。

作者の作品では以前『緑の精にまた会う日』(徳間書店)を読んだ。これもとても優しい作品だった。
気になるのはこの『緑の精にまた会う日』のことが、徳間書店のHPでも、『煙のように消えるねこ』のあとがきや作者紹介でも触れられていないこと。もしかしたら絶版になったのかな?

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