「悪魔の降誕祭」ードラマと原作 | 日々の雑記
「悪魔の降誕祭」ードラマと原作

「悪魔の降誕祭」ードラマと原作

先日NHKBSで放送されたドラマ「悪魔の降誕祭」を見た。横溝正史の短編が原作という。出演者に興味あったし、金田一耕助の短編ということもあって見た。

はて?なんか釈然としない。最後はなんかホラーみたいだけどホラーになりきれてないし、役者は熱演というより変顔させられてるし、登場人物みんなクセが強すぎて引く。髪型も変だし。演出がわたしにあわないだけかもしれないけど、はっきり言っておもしろくなかった。

このままだともやもやが残るので原作を読んでみようと、図書館で借りてきた。

『金田一耕助の新冒険』横溝正史・著 出版芸術社 1996年

この短編集の冒頭に載っていた。早速読んだけど、あれ?終盤の展開がドラマと違う。あれはドラマのオリジナルだったのか?

Wikipediaによると、最初短編で発表され、その後加筆されたという。わたしが読んだのはその最初の形の短編で、ドラマは加筆された方を原作にしているらしい。うーむ、ではそちらを読まねば。我が市の図書館にはそちらが載ってる角川文庫がない。他館から取り寄せになってしまう。そこまでしなくてもとも思うが、すっきりしないのでやっぱり読みたい。

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