「まなざしの川をわたる』
齋藤陽道/詩 もりやままなみ/写真 株式会社せかいはことば 2025年
あとがきに
ーこの詩集で成したいことは、単に「ろう者の物語」を描くことではなく、「眼の喜びを糧として生きる者が、世界をどう感じ、どう生きのびるのか」という問いに向き合うことだったー
とある。
陽道さんの文章にはこれまでも触れて来ていたが詩は初めて。これまで繰り返し書かれていた事ではあるけど、詩の形だと著者の思いがより強く伝わってくる気がする。
そこにまなみさんの写真。まなみさんの写真はいつも物凄い迫力で圧倒される。これもあとがきに「もりやままなみの写真は、闇夜の底でけろけろと鳴くカエルの眼にうつる月光のような底知れなさがある」とあるがその通り。まなみさんの作品をもっと見たいと思う。
陽道さんの詩にまなみさんの写真、そして版元も「せかいはことば社」という自社刊行本。さらに予約特典として、まなみさんの書き下ろしエッセイもついてきた。おふたりの活動をこれからも応援していきたい。
コメントを書く...
Comments