アフタートーク
2/20 OttOにて開催された「手に魂を込め、歩いてみれば」上映後のアフタートークに参加した。映画自体は以前見ていたので、当日はアフタートークだけ参加して、ジャパンプレス所属のジャーナリスト、藤原亮司さんの話を聞いた。
藤原さんは1998年からパレスチナを取材していて『ガザの空の下 それでも明日は来るし人は生きる』という著作もある。この著作も置いてあったけど、発行が約10年前で、現在加筆作業中と言ってらしたので、どうせなら加筆された方を購入しようと思いこの時は購入しなかった。
カフェでの講演ということで時間が約1時間しかなく、本来なら3時間くらい?の講演用に用意していたスライド写真を使って、ダイジェスト的に話して下さった。
けっして流暢ではなく話題もあちこち飛んで、理路整然とした話し方ではなかったが、やはり現場で取材してきた方の熱のこもった生の声は、心に響いた。
印象に残ったことをいくつか。
「ガザを実効支配するハマス」ニュースのたびに聞くこの言葉にいつも違和感を持っていたが、藤原さんも指摘していた。2006年のパレスチナの総選挙で勝利したのは、このハマスなのに、イスラエルやアメリカがハマスをテロ組織とみなして政府として認めていないだけ。
ガザの中の人たちは、イスラエルの内通者に疑心暗鬼になり、本音を言えるのは外部の人の方とのこと。藤原さんはガザの人との通信はメールもすぐ削除するし、電話も長くは話さないという。だから映画「手に魂を込め、歩いてみれば」で、監督とファトマがあんなに長く話しているのに驚いたそうだ。
写真を撮っていた時知り合った少女に、うっかり「大人になったら何になりたい?」と聞いてしまい、「毎朝起きた時、今日も生きていたって思うので、大人になることが想像できない」と答えられ、後悔した。
映画「ネタニヤフ調書」については、わたしの感想と同じで、パレスチナのことを何にも考えていない酷い映画だった。
イスラエルで比較的リベラルな考えの人も、自分が今暮らしている土地が、かつてパレスチナの人を追い出して得たものということを知らないでいる。若い世代ほど何も知らない。
このことは昨年の映画「壁の外側と内側」でもふれられていた。イスラエル国内ではパレスチナについての報道は何もされない。知りたければ自分で調べればいいと思うだろうが、そもそも疑問に思わなければ自分から調べてようとはしない。たしかに。政府発表だけ聞いて納得していたら、わざわざ調べようとはしないだろう。戦時中に政府発表だけ聞いて、何も疑問に思わなかった日本国民も同じだった。
イスラエルはそうやって国民を無知のままにしておく。そしてパレスチナに対しては、学校も病院も仕事も住居も奪い、外部からの支援物資に頼るしか生きるすべがない状態に追い込んでいる。人としての尊厳を奪っている。
もっともっと話を聞きたかったが、時間がきてしまった。最後にガザに住む藤原さんの知り合いに送るというので、少額だが寄付をしてきた。
後日、他の会場での分も合わせての寄付の総額と送金の報告が、藤原さんのSNSで上がっていた。
藤原さんは1998年からパレスチナを取材していて『ガザの空の下 それでも明日は来るし人は生きる』という著作もある。この著作も置いてあったけど、発行が約10年前で、現在加筆作業中と言ってらしたので、どうせなら加筆された方を購入しようと思いこの時は購入しなかった。
カフェでの講演ということで時間が約1時間しかなく、本来なら3時間くらい?の講演用に用意していたスライド写真を使って、ダイジェスト的に話して下さった。
けっして流暢ではなく話題もあちこち飛んで、理路整然とした話し方ではなかったが、やはり現場で取材してきた方の熱のこもった生の声は、心に響いた。
印象に残ったことをいくつか。
「ガザを実効支配するハマス」ニュースのたびに聞くこの言葉にいつも違和感を持っていたが、藤原さんも指摘していた。2006年のパレスチナの総選挙で勝利したのは、このハマスなのに、イスラエルやアメリカがハマスをテロ組織とみなして政府として認めていないだけ。
ガザの中の人たちは、イスラエルの内通者に疑心暗鬼になり、本音を言えるのは外部の人の方とのこと。藤原さんはガザの人との通信はメールもすぐ削除するし、電話も長くは話さないという。だから映画「手に魂を込め、歩いてみれば」で、監督とファトマがあんなに長く話しているのに驚いたそうだ。
写真を撮っていた時知り合った少女に、うっかり「大人になったら何になりたい?」と聞いてしまい、「毎朝起きた時、今日も生きていたって思うので、大人になることが想像できない」と答えられ、後悔した。
映画「ネタニヤフ調書」については、わたしの感想と同じで、パレスチナのことを何にも考えていない酷い映画だった。
イスラエルで比較的リベラルな考えの人も、自分が今暮らしている土地が、かつてパレスチナの人を追い出して得たものということを知らないでいる。若い世代ほど何も知らない。
このことは昨年の映画「壁の外側と内側」でもふれられていた。イスラエル国内ではパレスチナについての報道は何もされない。知りたければ自分で調べればいいと思うだろうが、そもそも疑問に思わなければ自分から調べてようとはしない。たしかに。政府発表だけ聞いて納得していたら、わざわざ調べようとはしないだろう。戦時中に政府発表だけ聞いて、何も疑問に思わなかった日本国民も同じだった。
イスラエルはそうやって国民を無知のままにしておく。そしてパレスチナに対しては、学校も病院も仕事も住居も奪い、外部からの支援物資に頼るしか生きるすべがない状態に追い込んでいる。人としての尊厳を奪っている。
もっともっと話を聞きたかったが、時間がきてしまった。最後にガザに住む藤原さんの知り合いに送るというので、少額だが寄付をしてきた。
後日、他の会場での分も合わせての寄付の総額と送金の報告が、藤原さんのSNSで上がっていた。
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