ミシシッピがくれたもの | 日々の雑記
ミシシッピがくれたもの

ミシシッピがくれたもの

リチャード・ペック/著 斎藤倫子/訳
東京創元社

昨年読んで大感動した作品。読書会のテキストだったので、再読。この機会に購入。絶版だったのでAmazonマーケットプレイスで購入。ほとんど新品のようにきれい。でもそれは手に取ってもらえなかったというわけで、それはとても悲しい。こんな素晴らしい作品があまり知られていないなんて残念だ。自分も「シカゴ」シリーズしか知らなかったのだから、偉そうなことは言えないけど。
南北戦争について自分の知ってることなんてごく一部でしかないんだなあと痛感した。そして人種差別の根深さについても。
その大きな深い問題を根底に、少年が大人になっていく瞬間を切り取った見事な児童文学。
子どもだけでなく大人にも読んでほしい作品。ぜひ文庫で出してください。

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