誰よりも狙われた男 | 日々の雑記
誰よりも狙われた男

誰よりも狙われた男

10/18 ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞。

ホフマンちゃんの遺作。それだけでも悲しいのに、何たるラスト!ひどいよ!あんまりだよ!コツコツと地味に根気よく成し遂げた仕事。なのに。でもこれが正義、世界の平和のため、という理屈もまた分かるのだ。認めたくないけどそうなのだ。でも彼はこういうやり方しかできないし、これからもこうやっていくしかないのだろう。やりきれない。
ホフマンちゃんは酒とタバコを手放さず、それじゃあ命縮めるよ、と現実と重なってかなしくなった。いちだんと丸くポヨポヨした姿は相変わらずかわいいけど。あのまるっこい指でピアノも弾いてくれたし、ドイツ語もちょっとしゃべってたし、ホフマンちゃんのいろんな姿を見られて、よかったよ。もうこれでお別れなんだね。

弁護士のアナベル役の女優さん、きれいな人だなと思ってたら、この人がレイチェル・マクアダムスだったのね。名前は知ってたけどたぶん観たのは初めて…あ、「シャーロック・ホームズ」のアイリーン・アドラーだったのか!
ウィレム・デフォーはつい先日「ファーナス」で観たばかりだったから、何か変な気がしたけど、かっこいいなあ。今年は「グランド・ブタペスト・ホテル」でもお目にかかったし、近く上映の「ニンフォマニアック」2の方にも出演してるらしい。

舞台はドイツなのに会話が英語ってのも、いつものことながら何だかね。ホフマンちゃんが「マイケル」って言ってるのに字幕で「ミヒャエル」って出るのが違和感バリバリだった。

異様に男性率の高い劇場だった。こんなの「スパイ・バウンド」以来。

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