とりあえず記録だけー映画

とりあえず記録だけー映画

6月には映画を今までになくたくさん見た。
感想書く間も無く次の映画を見ることが続き、さすがに体力的にキツく、病院やその他の用事も重なり、なかなか更新できないでいる。とりあえず記録だけ残しておこう。

6/5 「金子文子 何が私をこうさせたか」
浜野佐知/監督 2025年 日本
 これは今に通じる話。文子の言葉がいちいち胸に突き刺さる。

6/6 「ブルーボーイ事件」
飯塚花笑/監督 2024年 日本
 1960年代にこんな裁判があったなんて知らなかった。これも今に通じる問題。当事者に向けられる目がとても辛かった。

6/12 「LOST LAND/ロストランド」
藤元明緒/監督 2025年 日本=フランス=マレーシア=ドイツ
 幼いロヒンギャの姉弟の旅。どんどん状況が悪くなりハラハラした。冒頭とラストの対比に号泣してしまった。

6/14 「クィーンダム/誕生」
アグニア・ガルダノヴァ/監督 フランス・アメリカ
 この生き方を貫くのはどれほどの勇気がいるだろう。まさに命がけ。

6/19 「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」
平良いずみ/監督  2020年
 沖縄の言葉ウチナーグチには「悲しい」という言葉がなく、それに近い「肝(ちむ)ぐりさ」がある。随所で「悲しくてやりきれない」の歌がウチナーグチで流れる。

6/20 「アバウトアス バット ノット アバウトアス」
ジョン・ロブレス・ラナ/監督 2022年 フィリピン
 まるで舞台劇のよう。ほぼ2人の登場人物の会話で成り立つ芝居。もう1人重要人物がいるが、その人物を2人がそれぞれに演じる場面がある。微妙に違うその人物の造形が、そのまま2人とその人物の関係性を表しているのが面白かった。

6/21 「日常対話」
ホアン・フィチェン(黄惠偵)/監督 2016年 台湾
 監督は同性愛者である母親にカメラを向ける。母親という1人の女性の個人史であるが、同時に時代や地域に根ざす偏見と差別、女性と社会全体の問題も浮かび上がってくる。終盤の監督と母親の対話が圧巻。

6/26 「日泰食堂」
冼澔楊(フランキー・シン)/監督 2024年 台湾・香港・フランス
 香港から船で30分の小さな島、長州。そこの小さな食堂に集う人々。食堂というよりテーブル付きの売店のよう。こののんびりした日常と、時期的に香港の民主化運動の緊迫した様子が交互に映し出される。親子か親戚かと思ったら常連さんだったという驚き。

6/29 「Riceboy ライスボーイ」
アンソニー・ジム/監督 2022年 カナダ
 映像がとても美しいが、少し変わったカメラの動きだなと思ったら、亡くなった父親の目線ということだった。

7/3 「シンプル・アクシデント/偶然」
ジャファル・バナヒ/監督 2025年 フランス・イラン・ルクセンブルグ
 心と体に染み付いた痛みと恐怖の記憶はいつまでも残る。彼らの今後はどうなるのか。

7/10 「霧のごとく」
チェン・ユーシュン(陳玉勲 Chen Yu-Hsun)/監督 2025年 台湾
 「湯得章」で知った台湾の戒厳令と白色テロの時代。特務員が目を光らせ、乱暴な警官に些細なことで殴られ、搾取しようとする悪人が跋扈する社会。そんな中でも人々の情はある。処刑された兄の遺体を引き取るため、田舎から出てきた少女が出会う様々な人たち。

7/17 「済州島四•三事件 ハラン」
ハ・ミョンミ/監督 2025年 韓国
 「スープとイデオロギー」で知った済州島事件。自国の悲惨な歴史をここまで救いなく描くのかと驚愕した。全編済州島でロケした景色が美しいだけに、殺戮の残虐さが際立つ。子役の少女の演技が素晴らしかった。

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