『時の娘 ロマンチック時間SF傑作選』 ジャック・フィニイ、ロバート・F・ヤング他/著 創元SF文庫 2009年
ジョセフィン・ティの『時の娘』を読んでいた時、図書館で同じタイトルの本書を見かけ思わず「新訳が出たのか?」と興奮したけど、副タイトルで違うと分かった。でも時間SFだし著者にジャック・フィニイもいるし、借りてきてしまった。
9編のうち、やはりフィニイの「台詞指導」とヤングの「時が新しかったころ」がおもしろかった。
なんかまたヤングの「たんぽぽ娘」が読みたくなって本棚から出してきた。
『たんぽぽ娘』 ロバート・F・ヤング/著 伊藤典夫/編 河出文庫 2015年
「たんぽぽ娘」は以前読みたくて、でも市の図書館にはなくて、県内の他の図書館から取り寄せてもらい読んだことがある。その時は確か風見潤の編集のアンソロジーで、集英社コバルト文庫だったような記憶がある。河出文庫で刊行された時は嬉しくてすぐ購入した。
「たんぽぽ娘」の印象が強すぎて他の作品も読んだはずだけど、まるっきり記憶にない。今回読んだら「たんぽぽ娘」も最初ほどの感激がなくて、わたしも歳をとったせいかとしんみりしてしまった。「若さと美」の感覚に自分とのズレを感じてしまった。でも、やはりこれが作者の代表作なんだなあ。
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