ビーバー族のしるし

ビーバー族のしるし

エリザベス・ジョージ・スピア / 著 こだまともこ / 訳
あすなろ書房 2009年刊


1986年に犬飼千澄/訳でぬぷん児童図書出版から刊行されていた。以前のは読んでいないが、こちらは2010年中学生の読書感想文課題図書になった。
1768年の話だから、アメリカはまだ独立していなくて、インディアン(現在はその呼称は使われてないが、当時はこう呼んでいたので本書でもあえてそれを使っている)たちは白人たちに土地を奪われ住む所を追われていった時代。1人で森の中で暮らしながら家族を待つ13歳のマット少年と、インディアンの少年エイティアンの友情物語。最初はあまりにも違う文化、世界観を持つ二人は容易にはうちとけない。それがだんだん歩みよってくるところ、でもやはりどうしても相容れないものがあるところがていねいに描かれている。
ひとりで頑張ったマットも偉いけれど、やはりエイティアンたちの今後のことを考えると胸が痛い。とても読みやすいけれど、内容は深く重い。読書感想文自体はあまり好きなことではないが、課題図書に選ばれたことで多くの人に読んでもらえるなら、いいことだと思う。

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