冬の灯台が語るとき | 日々の雑記
冬の灯台が語るとき

冬の灯台が語るとき

ヨハン・テオリン/著 三角和代/訳
早川書房 2012年刊
舞台は前作と同じエーランド島。灯台の近くの屋敷に越して来た家族を襲う悲劇。今回も過去の出来事が時折はさまれるが、それが各年代の悲劇なので、よけい気分が落ち込む。事件性は前作より薄いので、そのぶん人々のドラマに目が行く。より複雑な感じだけど、この暗い雰囲気は好き。

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