漫画『シュトヘル』全14巻 伊藤悠/著 小学館 2009年〜2017年
『天幕のジャードゥーガル』を読んでいて、遊牧民ナイマン族のドレゲネが嫁ぐことになったメルキト族のことを、侍女から「北の森に住んでいて弓の名手(メルゲン)が多く、メルゲンの民だから“メルキト“なんだとか」と説明されていた。
その「メルゲン」で、ああ〜『シュトヘル』のハラバルだ!と興奮した。
モンゴル族に追従したツォグ族の族長の息子ハルバルは、弓の名手で「神箭弓(メルゲン)」と呼ばれていた。主人公格のユルールの兄でシュトヘルとも因縁深く最終巻まで活躍する。
物語の舞台が時期的に『天幕のジャードゥーガル』の序盤と重なるせいか、『ジャードゥーガル』がアニメ化できるなら『シュトヘル』も!という声が上がっていたっけ。
この機会に久しぶりに読み直したけど、結構忘れていて新鮮に楽しめた。悲惨な状況がたくさん続き残酷な場面も多かったけど、終わってみれば意外とハッピーエンドだったような気がする。
「メルゲン」の他にも思い起こしたのが、ヴェロニカさん。「ジャードゥーガル(魔女)」といえばファーティマたちより断然ヴェロニカさんの方が「魔女」っぽかったなあ。色っぽいし。
アニメ化はちょっと無理かなあ。作画が迫力あり残虐場面がたくさんあり、あれがカラーアニメで表現されるとちょっと目を覆いたくなる。『ジャードゥーガル』は原作があの絵柄だから良かったんじゃないか。
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