10/14 MOVIXさいたまにて鑑賞。
最初から最後まで息苦しかった。ものすごい緊張感を強いられたけど、俳優たちの演技に圧倒された。最小限の台詞と演技で時間の経過、現在の状況が観ていてわかる。だから片時も目を離せなかった。一番緊張したのはラッセルが叔父と鹿撃ちに行ったとき。弟ロドニーの場面と交互に映されるその画面を観ながら叫びだしたくなった。鹿を引きずるラッセルたち。ハーランたちに引きずられるロドニー。鹿の運命がロドニーと重なって、正視できない。ただハーランはいたぶることはしなかったのでそれが救いだった。
最後にラッセルがほうっと長い息を吐いた時、わたしも同じように力を抜くことができた。
地味だし暗いし人に勧めにくいのはわかるけど、もう少し観客いてもいいんじゃないか。わたしを含めて5人しかいなかった(涙)
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