ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ | 日々の雑記
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

2001年 アメリカ映画 DVDで鑑賞

2002年の日本公開時も話題になったし、日本人キャストの上演も何回かあったので、観る機会はあった。でも画像で見るヘドウィグがケバくて歌もロックっぽいし、わたしの好みのミュージカルではないかな、と今まで敬遠してきた。それが何日か前、原作者でオリジナルキャストのジョン・キャメロン・ミッチェルが主演する特別公演が、今年の10月に東京で2日大阪で1日上演されるというニュースが駆け巡った。これはいい機会だから観に行きたいと思い、予習のつもりでDVDを借りてきた。

とにかく歌がいい!DVDの前に動画サイトで「The Origin Of Love」を聴いてなんて美しい曲だろうと考えを改めていたが、他の曲もみんな良かった。これは舞台がとても楽しみだ。
ストーリーに関しては、ちょっと分かりにくかった。いろんな人の感想を読んで、ようやく自分なりに分かったような気がする。愛する片割れを求めるヘドウィグの人生を描いていて、最後は自分のありのままの姿を受け入れることで、自分も他の人々も解放されるってことでいいのかな。舞台ではトミーもヘドウィグと同じジョン・キャメロン・ミッチェルが演じていたそうで、片割れとは自分だったということを表している?そんなふうに色々考えこむほど、まだわたしの中ではうまく消化できていないのだろう。
これは元は舞台なので、映画化の時に少し表現方法が変わってしまったのかもしれない。よけいに舞台を観たくなった。

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