日々の雑記
Cache-Cache 4th Consert女声アンサンブル カシュカシュ第4回演奏会

Cache-Cache 4th Consert女声アンサンブル カシュカシュ第4回演奏会

特にプログラムの冒頭の「Ave Mariaを集めて」に感動した。いろんな作曲家の「Ave Maria」だけを集め、それぞれ単旋律から3声4声5声とパートが増えていき、最後は6声に。作曲家によって同じ「Ave Maria」も旋律が違う。わたしが知っている「Ave Maria」はシューベルトとグノーの曲だけだったが、今回はそれらはなかった。指揮者の説明で「Ave Maria」の歌詞?の前半部分は聖書の「ルカ伝」から取られていることを初めて知った。帰宅して思わず聖書を確認した。
6声の「Ave Maria」はDavid MacIntyreという人の作曲で、歌詞は「Ave Maria」しかない。とにかく全編「アヴェマリア〜アヴェ、アヴェ、アヴェ、アヴェマリア〜」の繰り返しなのである。こんな「Ave Maria」があるなんて衝撃だった。
この他にもパイプオルガンの伴奏や世界の民謡などの演目があり、心地よいひとときを過ごすことが出来た。
指揮者の手の動きが美しく見とれてしまった。全身を使っての指揮、素敵だった。
グレート・ギャツビー(ミュージカル)

グレート・ギャツビー(ミュージカル)

5/9 5/22 日生劇場にて観劇
トップスター井上芳雄オンステージ。
悪くないんだけど、おもしろかったんだけど、まるで宝塚観てるみたいだった。むしろ宝塚で観たい!ダンス場面が映えるだろうなあ、と思って観ていた。以前宝塚でやっていたそうだが、歌を全部新しくしたというので演出も変わってるのかと思ったら、宝塚版観た人によるとほとんど同じだったそう。いいのかそれで?
宝塚では杜けやきと瀬奈じゅんだったのか。どちらのギャツビーも素敵だったろうなあ。原作より甘い悲恋ものになっていたのはそのせいか。そりゃ宝塚であのデージーそのままやったら夢が壊れるものね。

これはこれでお話が完成してるから、別にいいと思う。でも歌がまるで印象に残らず、ストレートプレイを観たような気がした。これってミュージカルとしてはどうなのかなあ。井上君は相変わらず目茶苦茶上手いのだけど。もったいない。

5/9の観劇の時、一幕のセットで土手から降りる階段がきちんと留まってなくて井上君と田代君が上り降りするたびグラグラ揺れて危なかった。それが気になって仕方なかった。大道具さん、しっかりしてよ。

5/20の観劇の時には宝塚の人が何人か来ていた。やはり一般人とは雰囲気が違う。名前わからないけど、男役の人かっこよかった!顔小さくて、細くて、同じ人間かと思った。この日以外でも現役、元ジェンヌさんたちがけっこう来ていたらしい。演出が小池さんだもんね。また宝塚でやればいいのに。
エクス・マキナ

エクス・マキナ

画像は映画公式サイトより
5/7 オンデマンドで視聴
アリシア・ヴィキャンデルちゃんのロボット姿の可愛いこと!そりゃあドーナル・グリーソン君も惚れるわなぁ。オスカー・アイザックの胡散臭さ満載の強烈な存在感。キミはホントにポー・ダメロン(@スターウォーズ)か?アポカリプス(@X−MEN)か?3人ともまるで違うぞ。でもこの髭面もやはりラミンに似てるなあ。
お話の予想はつくけど、ドーナル君が可愛いそうだよう(泣)
ガール・オン・ザ・トレイン

ガール・オン・ザ・トレイン

画像は映画公式サイトより
5/6 オンデマンドで視聴
エミリー・ブラントのヤサグレっぷりがすごい。好きな女優さんだけど、この映画の最初のうちの言動には呆れるばかりで、おいおいそれはないだろうと批判的になっていた。ミステリやサスペンスで事件に巻き込まれるヒロインは、とっさに嘘ついたりわざわざ疑われるような行動を取ることがある。それを見るたび「何でだよ?!」とイライラが募ってくるのが常だったが、彼女の場合はイライラより痛々しい思いの方が強かった。あの(元)夫がいかんのだ。なんであんな男に未練があるのか。
映画は彼女だけにフォーカスするのではなく、3人の女性のエピソードが交互に描かれる。これが時間軸通りではないので少しややこしい。図式としては1人の男をめぐる女性たち(元妻、現妻、ネタバレだけど愛人)の闘いに見えるが、この場合の闘いとはそれぞれの女性が自分自身と向き合う闘いだったように思う。決して女同士が争うのではなく、むしろ争うのはあのクズ男に対してでいい。一番怖かったのは、現妻が夫の味方をしてしまうのではないかと思った時。この時の妻の決断と行動は、それはそれで怖かったのだが。
エミリー・ブラントがこれから立ち直っていく未来を予想させて終わるのが良かった。あのルームメイトとの関係修復は出来たのかな。あんないい友人なくしちゃもったいないよ。
手紙は憶えている

手紙は憶えている

画像は映画公式サイトより
5/5 オンデマンドで視聴
クリストファー・プラマー(トラップ大佐!大好き!)とマーティン・ランドン(往年のテレビ「スパイ大作戦」出演、懐かしい!)による、サスペンス映画。認知症の老人がかって家族を殺したナチスの軍人を、復讐するため探し出す旅に出る。もう最初からおじいちゃんがヨタヨタ動き回るもんだから、ハラハラする。目的が目的だけに、普通ならちょっとユーモラスに描けそうなところも、緊張感はんぱない。だいたいなんで友人の言うことをそんなに素直に聞いてるのか、友人はなんでそんな危険なことをさせるのか、観てるうちに疑問がわいてくる。そしてある程度の予想がつく。予想通りとはいえ、悲痛なラスト。やりきれない思い。友人の最後の言葉はよけいだと思う。彼の表情とあの写真があれば充分だ。
ザ・ギフト

ザ・ギフト

画像は映画公式サイトより
4/30 オンデマンドで視聴
ジョエル・エドガートン監督、主演作というので楽しみにしていた。
心理ホラーかと思っていたけど、たしかに怖いけど、思っていた方向とは違っていておもしろかった。イジメに限らず人は(ちょっとしたことでも)加害者は忘れているけど被害者は忘れない。だから報復が許されるかというと、それはまた別問題だし、他の人を巻き込んでまた不幸な人を作ることになる。
この映画に関しては加害者があまりにもひどいヤツなので(謝りに来てそれが受け入れられないから逆切れして暴力を振るう、てなんだよそれもう…)同情できない。自業自得だと思ってしまう。
しかしヒロインのこれからも気になるし、決して幸せそうな顔ではないエドガートンの表情もあり、気分のいいラストではない。

エドガートンを初めて見たのは2004年の映画「キング・アーサー」(今度公開される同名の映画とは違う)。はっきり認識したのは何年か前に映画「キンキーブーツ」(2005)をDVDで観てから。情けなそうな顔がイギリスのミュージカル俳優キリアン・ドネリーに似ていて気になって調べてみた。(キリアンはロンドンでのミュージカル版に同役で出演していたそうで、すごく納得した。だって似てるもん)
そこで初めて「キング・アーサー」「エクソダス神と王」(未見)「華麗なるギャツビー」「スター・ウォーズ エピソード3」に出ていたのを知った。へ〜?!あの人だったの?というわけで最近気になる俳優になった。今年は「ラビング愛という名前のふたり」も公開され、観たかったけど行けなかった。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

画像はワーナー公式より
4/29 オンデマンドで視聴
「ハリーポッター」シリーズは原作は5作で、映画は3作で挫折した。ところが、あの世界の前の時代を描いたこの映画は、ものすごくおもしろかった!これなら続編も観たい。
「ハリーポッター」は児童書としてではなく、最初からラノベとして出版されていたら、これほど受け入れ難くなかっただろう。
原作者のローリング女史は大人の世界を書いた方が上手いのでは?だからこの映画もおもしろかったのだ。
魔法使いたちの戦いに巻き込まれる人間のジェイコブが、とにかくすごくいい人で彼を見てると幸せになってくる。ラストはこうなってほしいと願ってた通りになってよかった。
青の王

青の王

廣嶋玲子/著 東京創元社 2017年刊
タイトルと表紙に惹かれて読んでみたら、すごくおもしろかった。文章が平明で読みやすく、内容が分かりやすい。作中で何が起こっているかちゃんと分かるって大切なことだと思う。特にファンタジーの場合。
図書館の児童書の書架で著者の名前は見たことあったけど、ティーンズでも書いていたのか。他の作品も読んでみたくなった。
地上最後の刑事

地上最後の刑事

ベン・Hウィンタース/著 上野元美/訳
早川書房 2013年刊
これはおもしろい!設定はSFだけど、中身は普通の警察小説。驚くほど地道な捜査。真面目に自分の職務に取り組む主人公を応援したくなる。三部作ということだが、続編が本当に楽しみだ。

半年後に世界が終わるとしたら、わたしはどう生きるのだろう。
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