北村薫・著 講談社 2016年刊
以前ほど熱心に追いかけなくなったけど、やはり目にとまれば読みたくなる北村さん。
短編集だけど連作ではない。でも最後にあった「ビスケット」に懐かしい巫弓彦さん登場。読んでて思い出した。これ以前読んだ「探偵Xからの挑戦状!3」に収録されていた。内容は同じだけど「探偵X〜」の方はテレビ番組のバージョンなので(問題編、解決編に分かれるため)少し記述の順番が違う。北村さんのあとがきによると、こちらの方が小説としての最終形とのこと。
目当てはもちろん「ポーの一族」なんだけど、「7SEEDS」最終章突入!今回含め完結まで3回!で盛り上がる。くるみの出産シーンがリアルで自分の出産エピソードを思わず娘に語ってしまった(^^;) お蘭さんがね、ああそうだったのかと涙。これからも牡丹姐さんに甘えて下さい。そして要さん。そうか新巻ではなく彼か。見届けよう。
初めて買った中川くんのCD。
オーケストラ(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団)をバックに中川くんの声が伸びやかに響く。
聴くほどに好きになるこの声。
コンサート行きたかったなあ。
麻耶雄嵩/著 新潮社 2015年刊
久々の更新が麻耶とは…。表紙のシルエットは明らかに金田一耕助、頭掻きむしってフケを落とす動作もまんまだ。帯に「抱腹と脱力の問題作」とあるが、脱力はするけど抱腹はねぇ。そもそも麻耶が問題作以外書いたことあったっけ?
ちょっともやもやなんだよね。後味悪いのはいつも通りだけど、いつもはスッキリ後味悪いのに、モヤモヤ後味悪いのはなあ。なんか気持ち悪い。語り手の「俺」が一番気持ち悪い!
有栖川有栖/著 角川書店 2014年刊
やっぱり有栖は手堅くおもしろいな。
古書店の話は楽しかったし、何より人が死なないのがいい。理髪店の話もそう。
「ショーウィンドウを砕く」に出てきた「サイコパス診断テスト」は一時期ネットでも評判だったらしく、娘がいくつか教えてくれた。怖いよ〜。
田村由美/著 小学館2014年刊
この巻で「BASARA」を抜いたそうだ。すごいな。連載の途中から読み始め(コミックスでは4巻の終わり頃)ので、もう10年以上になるのか。そろそろクライマックスだけど、この佐渡の人々のエピソードは切ない。わたしだってあんな状況なら、幸せな幻覚を見る方を選ぶだろう。でも彼らが遺したもののおかげで、今を生きるみんなが救われる。無駄ではなかった。ありがとう。お掃除ロボットかわいいよ〜。
本誌では新巻が危ないけど、これは助かると信じたい。どうしても「BASARA」の揚羽を連想してしまうけど。
12/13 TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞。
よかった。今回は寝ないで観られた。「オセロ」ってこんな話だったのか。そしてこんなにおもしろかったのか!相変わらずの感想だが、シェイクスピアってすごい!
前回ハムレットを演じたロリー・キニアがイヤーゴーを演じる。この人本当に上手いな。オセロのエイドリアン・レスターはかっこいい。ちょっとデンゼル・ワシントンに似ている。今年度のローレンス・オリヴィエ賞の主演男優賞をロリーが受賞しているが、なるほどこれはイヤーゴーが主人公といってもいいな。カーテンコールでは二人並んで出てきたから、ダブル主演扱いか。
今年はナショナル・シアター・ライブで本当に楽しませてもらった。来年も続けてほしい。もっとシェイクスピアが観たい。
トム・ロブ・スミス/著 田口俊樹/訳
新潮文庫 2018年刊
ずっと気になっていた作品。おもしろかった!冒頭からぐいぐい引き込まれた。ミステリかサイコサスペンスと思っていたら、これアクションなのね。しかし冒頭のシーンが後にあんな形で回収されるとは。思わず「えー?」って叫んでしまった。
諫山 創/著 講談社 2014年刊
表紙はエレンだけど、ほとんど出てこない。
ようやく希望が見えたか?
「この戦いは そこで終わりにしよう」
終わってほしいよ、まったく。でもまだ多くの謎はある。そして読者が推理した通り、どうやらエレンの父親は…。うわっ〜たまらないな。もう一度最初から読み直してみようかな。
12/6 TOHOシネマズ日劇にて鑑賞。
映画「リトル・ダンサー」のミュージカル舞台。ロンドンでの公演ライブ。観たかった舞台。ダンスが素晴らしい。今まではどちらかというと歌中心のミュージカルを観てきたけど、これはどちらかというとダンス。でも歌もいい。だからミュージカルらしいミュージカルかな。
ビリーの怒りにまかせた激しいダンスもすごいけど、やはり大人になったビリーと二人で踊る「白鳥の湖」が圧巻。涙でるほど美しかった。
DVDが出るそうで楽しみ。でもやはり生で観たいな。