『またのお越しを』7巻

『またのお越しを』7巻

『またのお越しを』7巻 おざわゆき・著 電子書籍

Twitterをチェックしてなかったので『またのお越しを』7巻が配信されていたのに気づかなかった。紙の書籍で4巻まで出た後電子書籍だけになってしまい、がっかりしたけど続きを読みたくて購入。hontoのクーポン使って紙より安く買えるのがせめてものいいところ。全巻紙で揃えたかったよう。著者の投稿を読むとたぶん次巻で完結する。

第31話から35話まで収録。ようやく杜紫さん登場。この巻は彼が中心。拗らせ灯の心をほどくのがまさか彼だったとは。杜紫さんの退職にショックを受けてる灯がかわいかった。
カゲリが杜紫さんと枷耶子が似ていると指摘してたけど、ああなるほど。枷耶子とのえるに杜紫さんを加えて「くくりや」本来の姿でここから再スタート。ほとんど素人の2人に経営者失格の1人、あぶなっかしいけどだからこそ手を貸したくなるのか。カゲリが灯に気づいてほしかったのはこういうことなのかな。まあ上手くいきすぎてるとは思うが「おはなし」だし、ここにくるまで色々大変だったから素直に喜ぼう。
しかし恋愛問題だけは入れないでほしかったよ。頼むから余計な要素をぶちこまないでください。
あとずっと気になっていたのは、着物や和小物にカフェで出す飲食の匂いが移らないかということ。飲み物とスイーツくらいだからいいのかもしれないけど。カフェスペースと品物の棚の距離を充分取って換気もしっかりしておかないとだめじゃないかと思うのだけど、そんなにあのフロア広かったけ?でも3巻で内装の相談していた時、誰もそれを指摘してないので、そういうのでありなのか。
その3巻で龍郷さんが店のコンセプトを「のえるの世界を具現化する」って言ってたけど、この物語はのえるが動かしているなあとつくづく思う。お店作ろうと言い出すし、お金ないのにさっさと有松に行っちゃうし、営業電話かけてきたルカちゃんに着物の講師頼むし。そのルカちゃんの縁でカゲリさんと知り合うし、茶屋辻さんを送って行ってそのまま賃貸の話に持っていくし。枷耶子だけではとても無理だった。登場時はあまりのルーズさにイライラしたけど、いいコンビだったんだなと思う。

描かれている着物や小物が可愛くて、つい自分も手に取りたくなる。わたしがリフォームのあと、部屋に着物や小物を飾りたいと夢想したのはこの漫画の影響である。しまいこんでいるより、実用でなくても飾って見て楽しむだけでもいいのではと思ってしまうのだ。

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