映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」

映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」

映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」2024年 香港

7/28 OttOにて鑑賞

まさかOttOでやってくれるなんて!公開直後からタイムラインで大評判だったので気になっていた。公開から半年以上たつのに土日は満席、平日でもほぼ満席。そしてパンフレットは売り切れだった。

なるほど評判通りおもしろかった。冒頭からアクションの連続で、息つく暇もない。動体視力が追いつかなくて、目まぐるしくて疲れてしまったけど。暴力場面が多いけど(というかそればかりだけど)それほどグロくなくてカラッとしていたので助かった。

九龍城砦の過去の説明が冒頭にあったけど、まず人の名前と顔が分からず、考えているうちにあれよあれよと話が進んでいく。よくわからないながらもそのうちだんだん登場人物と話の展開が何となくわかってくるので、そこは重要ではないのだろう。

一応主人公はいるけど(陳洛軍=チャン・ロッグワン)、その他の人々がみんなキャラが濃くて、どちらかというと群像劇。わたしは割と群像劇は好きだし、チャンが九龍城砦に入ってから仲間と居場所を獲得していき、協力して敵に立ち向かうという、少年漫画のような展開がおもしろかった。

とにかく迷路のような九龍城砦の中を人が縦横無尽に駆け巡り、ぶっ飛び、殴る蹴る斬る刺す、物も建物も壊れまくる。よくみんなそれで生きてるな、みなさん不死身ですか?いや、1人本当に不死身なヤツいたけど、あんなのアリ?

字幕で名前が出るけど目で追ってるとつい日本の漢字読みしちゃって、耳からの音と一致させるのになかなか慣れなかった。だから娘と登場人物について話すときは「信一(ソンヤッ)」は「シンイチ」「十二少(サッブイー)」は「ジュウニ」、「四仔(セイジャイ)」は「ヨンコ」と呼んでしまう。

映画見る前から予告編などで、タバコくわえたイケおじがいるなと思ってたけど、その龍兄貴がもうかっこ良くて、腕力だけでなく情に篤く、九龍城砦の秩序を保ち住民の生活を守っている姿に、惚れ惚れしました。

アクションの派手さは目を引くけど、人間ドラマの方はいまいちよくわからない部分があった。冒頭で龍が戦っていた陳占は、雷震東の右腕と説明されていたが、その雷震占はどうなったのか?敵対している龍と陳なのに、過去シーンでは深い絆がありそうなのはなぜか?説明されてたかもしれないが、字幕追っててもよく理解出来なかった。人物の見分けがようやくつくようになったので、もう一度見ればわかるかもしれない。

しかし女性の出番がほとんどない映画だった。いっそ清々しいほどの男だけの話だった。

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