「ハヤカワ ミステリマガジン」2026年4月号

「ハヤカワ ミステリマガジン」2026年4月号

雑誌「ハヤカワ ミステリマガジン」2026年4月号(特集 わたしの愛する名探偵)

市内の図書館では所蔵してないので(昔はあったはずなのに)相互貸借で他館から取り寄せてもらった。

芦辺拓をはじめ13人の作家による「わたしの愛する名探偵」についてのエッセイ。それぞれおもしろかった。有栖川有栖がいるのは当然なきがするけど、麻耶雄嵩と皆川博子がいて嬉しかった。皆川博子は新作を読んだばかり。どうぞいつまでもお元気で書き続けていてください。次作待ってます。

西式豊「人形はなぜ夜歩く」
これが読みたくて借りてきた目当ての短編。
終戦直後の横浜での密室殺人の謎に挑む<焼け跡のホームズ>の活躍。戦後のGHQ占領下という時代設定が、主人公の推理に無理なく作用していておもしろかった。これは確かに入宮衆と春風望のバディものとして、シリーズ化できそう。連載して短編集にならないかな。

雑誌は内容がぎっしりでとても全部は無理で、ところどころしか読めなかったけど、特集の短編はそれぞれおもしろかった。

そして懐かしく読んだのがペリー荻野の連載「時代劇だよ!ミステリー」の第50回。雑賀孫市を取り上げていて、司馬遼太郎の『尻啖え孫市』が紹介されていた。昔読んだので懐かしく、大河ドラマ「国盗り物語」で林隆三が演じていたのも懐かしい。(林隆三が意外と早く亡くなったのは悲しい)
米澤穂信『黒牢城』では鈴木孫六という雑賀衆の頭領が出てくるが、「雑賀の頭目、孫一の弟らしい」と書かれている。孫一となっているけど、雑賀の頭目というからたぶん孫市のことだろう。でも『尻啖え孫市』に弟の孫六がいたかどうかは覚えていない。

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