日々の雑記
干支

干支

友人が主催している絵手紙サークルは年末には年賀状描きと干支の張子の絵付けをやっている。
サークルの方は今年度はちょっとお休みしているけど、干支の絵付けはやりたいので張子だけ注文した。
本来なら昨年中にやりたかったのだけど、新年にずれこんでしまった。娘に色や絵柄を相談しながら、ようやく完成した。なかなか可愛く出来たのでは?と自画自賛。
色に迷ってアクリル絵の具を百均であれこれ買い求めたので、来年以降も頑張ろう。
昨年の辰さんと交代して玄関に飾った。
今年一年よろしくお願いします。
箱根駅伝と十角館とB'z

箱根駅伝と十角館とB'z

昨夜息子が宿直の為、今朝は早く起きる必要がないので目覚ましもかけず7時近くまで寝ていた。いつもより2時間遅いけどお正月だしのんびりやればいい。
洗濯物干してたら兄から「箱根駅伝駅伝見てる」とメールがきた。 あ、もう8時過ぎてるのか、と慌ててTVをつけた。そのあと電話も来て色々話した。兄の母校は国学院大でしかも初優勝がかかってるから応援にも熱が入ってる。夫の母校は大東文化大なので応援はするけどあまり期待は出来ない。でもどの学校も頑張れ!

しばらくTVつけてたけど実況があまりにもうるさいので消音にしてNHKのラジオ放送を流していた。この方がストレスがない。
以前は演出の盛り上げにテンションも上がって楽しんでいたのだけど、あまりに選手の個人的な情報を感動的に叫ぶ演出が次第に苦痛になってきた。うるさい。もっと静かに競技を楽しみたい。映像はTV、音声はラジオ、これが今のところ1番気に入っている。

箱根駅伝が終わった後録画していたドラマ「十角館の殺人」第3話を見る。今日の午前0時台の放送だったので録画しておいた。1話2話は昨年末の放送だった。全5話なので完結まではあと2回ある。一気に放送してほしかった。CMが多いのは仕方ないけど、やっぱり気がそがれる。あれを実写でどうやるのか、昨年漫画版を読んだけど、漫画ならまだしも映像だぞ、と思ってたけど、あ、なるほどねこういう撮り方すれば可能なんだ。上手く作ってあるなあと感心した。役者さんは大人キャストは知っているけど学生たちは全く知らない人ばかり。かえってそれがよかったのかも。4話5話が楽しみだ。

TVをあまり見なくなって、紅白も大河ドラマも朝ドラも最近は見ていない。
昨年の紅白にB'zが出ることは知ってたけど、まあゲスト扱いなので録画か他の場所からの中継で一曲歌うくらいだろうと思い結局見なかった。ところがTwitterのタイムラインで紅白の会場に登場し、「LOVE PHANTOM」と「ultra soul」まで歌ったというではないの!?何それ、見るしかないじゃないの。というわけで、ずっと迷ってたNHKプラスにあっさり登録して見逃し配信を見た。いや〜もう最高だった。相変わらずかっこいいったら。さすがに若い頃と比べたら老けたけど、それがまたいいのよ。パワフルで色っぽいあの歌声は健在だった。いいもの見させていただきました。ずっと歌いつづけていて下さい。
透明なゆりかご

透明なゆりかご

以前から気にはなっていた作品
何ページかお試しで読めて続きが気になったエピソードがあったので、思い切ってhontoで電子書籍全9巻購入
hontoは電子書籍だけ扱うようになってから利用しなくなったけど、割引きクーポンが頻繁に発行されるので電子書籍購入時には使ってる
わたしは基本紙の本が好きなのだが『またのお越しを』みたいに途中から電子書籍でしか刊行されなくなったものもあるのでその場合は電子版を買っている

『透明なゆりかご』はたしかドラマになっていて(未視聴だが)その時に知った
漫画は割と雑な感じの絵なのに(ごめんなさい)内容は重くてほぼ毎回泣いている
描かれた時代より今は医療が進んでいるけど、人の意識にあまり変化はなく、ほんとになんで女性ばかり傷つかなければならないのか腹立たしい
新年

新年

久しぶりに投稿してみる
文章書くのが億劫になって短くてサッと書けるからとTwitter始めてからはあちらがメインになっていた
最近はTwitterの雰囲気に疲れてきて、もう少し静かな環境で日記というか備忘録というものを綴ってみたいなと思い、フラっと舞い戻ってきた
Twitterは情報収集にはいいのだけど、タイムラインを追うのに時間取られるのが困る
Instagramもアカウント取ってはみたけど、今ひとつ使いづらい
久しぶりのここはやっぱり落ち着く
日記帳も新しくしたし、しばらく続けてみようと思う
この日記帳初めて使うタイプ
以前は1996年から石原出版社の10年日記
2006年から高橋書店の5年日記 これが1番使いやすく2020年まで3冊使った 
ところが2021年からの日記帳を探したけれど、5年用がなくて3年用しか見つからず、仕方なく2021年からは石原出版社の5年日記を使っていた
でもこの日記帳はサイズが小さくて(それまでのほぼ半分)小さい字で書くので苦労していた
それでも頑張って4年間使ってきてやっとあと1年となった昨年末、年々小さい字を書くのが苦痛になってきたわたしを見かねて娘が「あと1年も我慢せずに大きいサイズを使いなよ」と色々探してくれて今年から博文館の5年日記を使うことにした
使い始めは慣れなくて戸惑うだろうけど、そのうち慣れてきて色々使い方も工夫出来るようになるだろう
あと5年は頑張って生きなきゃと目標が出来た
娘に感謝
ロミラのゆめ  ヒマラヤの少女のはなし

ロミラのゆめ ヒマラヤの少女のはなし

金田卓也 ・文/金田常代・絵 偕成社 1982/11

スウさんが紹介していた絵本。作者の子ども達に対する暖かい心があふれている。
わたしたち家族がネパールで暮らしていたのは1989〜92年だからこの絵本が描かれた10年後くらいか。私たちが住んでいたのは首都のカトマンズだったけれど、ちょっと離れるとまだまだ自然に囲まれた人々の生活をかいま見ることができた。この本の舞台はポカラから歩いて3日の村。この歩いて何日という表現。ダサインという一番大きな祭りの休暇にカトマンズなど都会に働きにきている人々が里帰りをするが、その時バスで何日さらに歩いて何日という言い方はよく聞かれた。
ポカラには旅行で行ったが、カトマンズより都会化されていない、むしろカトマンズよりこちらに住みたいと思ったほど、わたしは好きになった。ホテルの朝ベランダからマチャプチャレがきれいに見え感動した。

絵本にはマチャプチャレ、ポカラ、ラリグラス、ハヌマン、クリシュナ、と懐かしい名前が次々出てきた。ラリグラス(しゃくなげ)はネパールの国花で、ラリグラスの花の歌(うろ覚えだが、私はラリグラスの花になってしまった〜とかいう歌詞だった)を青年海外協力隊の隊員さんたちがネパール語で歌ってくれたことを思い出した。隊員さんたちは普段はいろんな地方に赴任しているので、もっと彼らの話を聞いておけばよかったと思う。カトマンズに住んでいたせいか、ローディのことは知らなかったので、聞けば教えてくれたかもしれない。

ポカラの周辺の丘をトレッキングした時、案内をかって出た男の子がいて一緒に歩いた。小さな体で一所懸命にガイドしてくれた。あの子や途中出会った子どもたちの集団、あの子たちもロミラのような生活をしていたのだろうか。

私たちが滞在中に民主化運動が起こり、デモが多発し警官との衝突もあり緊迫した事態になっていった。「curfew」(戦時下における夜間外出禁止令)という、普段絶対使わない言葉を覚えたのはこのせい。その結果政党が承認され選挙も行われて王制から議会君主制になる、その過渡期だった。さらにその後の混乱を経て痛ましい王族殺害事件があり、現在は王政が廃止され政治形態はあの頃と大きく変わった。人々の暮らしはどう変わっただろうか。あの頃も首都から離れた所ではこの絵本に描かれていたような生活が確かにあったと思う。
いつかは再訪したいと思いながら30年近くたってしまったが、思いがけずこの絵本に出会えてまたその思いを新たにした。
ザ・グレイテスト・ミュージカル・コンサート2

ザ・グレイテスト・ミュージカル・コンサート2

とにかく全員素晴らしかった。「ミュージカル・コンサート」だからだろうか。歌そのものを聴かせるというより、ミュージカルの一部として演じてくれていたように思う。それがとてもよかった。それぞれの感想を簡単に。

ヘンシャルさんの「All That Jazz」から幕開け。さすがの存在感、圧倒される。「レミゼ10周年」の歌唱でも思ったけど、ただきれいにサラっと歌うんじゃなくて、なんというか重量感のある声、歌い方。「Electricity」には、うわ〜ウィルキンソン先生だと興奮したし、「Don't Cry for Me Argentina」では先日の「エビータ」が思い出され、そしてやはり何と言っても「I Dreamed A Dream」。CDやDVDでの歌唱で聴いてはいたけど、生でこれが聴けたのは本当に嬉しい。特に恋人に去られたときから後半にかけての絞りだすような声の出しかた、ここがすごくて鳥肌がたつ。
(この歌はやはり女性の歌だとしみじみ思う。ラミンやジョンさんのも聴いたけど、男性が歌うと「どこが地獄よ?」と思ってしまう。恋人に捨てられシングルマザーで生きて行かなくてはならない女性だからこそ「地獄」となる。)

海宝くんの「ゲッセマネ」にはほんとに驚いた。まさかの英語歌唱。あの引き裂くような高音。福井さんじゃないけど、どこまでもついていきますと言いたくなる。NHKFMの「青春アドベンチャー  暁のハルモニア」を聴いていて、なんとまっすぐな、ピュアな声だろうと思った。これからの日本ミュージカル界を背負う存在と、みんなが期待するのもわかる。

柿澤くん 「ヘロデ王の歌」歌だけでなく動きも含めてヘロデ王を見事に演じていた。階段に寝そべるわ、飛び降りるわ、とにかく軽快に動く。「フランケンシュタイン」でのジャックが凄いと聞いたけどこういうことか。全身でミュージカルを演じることが出来るんだな。「フランケンシュタイン」の再演が楽しみ。

福井さん 「ラム・タム・タガー つっぱり猫」わたしが生の福井さんを聴いたのは「レミゼ」のバルジャンと「JB」のニックだけだった。だからこんなに踊れる人だなんて思わなかった。でも彼も四季出身なんだもの、当たり前か。(そういえば海宝くんも柿澤くんも石丸さんもめぐさんもみんな四季出身)「アメリカン・ドリーム」にもびっくり。エンジニアはいろいろクセのある役だけど、福井さんは何か上品。このエンジニアを本当の舞台で観てみたい。

咲妃みゆさん かわいいな。重量感のあるヘンシャルさんめぐさんと比べると酷だけど、その可憐な姿と歌で負けずに頑張っていた。「ダンスはやめられない」やや迫力に欠けるけどきちんと演技してた。

石丸さんと濱田めぐみさん 今回はゲストということで歌が少ないのは残念だったけど、さすがの歌声で満足。もっと歌を聴きたかったけどしゃべりも楽しかった。もっとこういうコンサートをしたいと石丸さんが言ってたけど、ほんとにそうなるといいな。

終演後、夜公演の当日券待ちの列が出来ていた。わたしも並ぼうかとチラっと思ったけど、予定外のマチソワはちょっとキツいので諦めて帰った。
ザ・グレイテスト・ミュージカル・コンサート

ザ・グレイテスト・ミュージカル・コンサート

一年以上放置していたけど、これは書いておきたい。

2018/10/20 シアターオーブにて鑑賞

ルーシー・ヘンシャルさんの出演が決まったとき、ちょっと迷ったけどスルーしていた。最近ミュージカル系のコンサートが多く、それはとても嬉しいのだけれど、この間ジョンさんのソロコンにも行ったし、お金と時間が続かない。ところがジョンさんがしきりに宣伝していた来年1月のヴォイス・オブ・ウェストエンドに5人目としてハドリーが決まったのを知り、急遽チケット取りに走った。ネットでも取れるのだが、最近PCのOSが古いせいか表示されないサイトが増え、ぴあも先日友人に頼まれてチケット取ろうとしたがうまくいかなかったので、電話か直接行くしかない。たまたま上野に行く予定があったので、そのあと渋谷のヒカリエへまわりチケットセンターで無事購入できた。たまたまその日がこのグレイテスト・ミュージカル・コンサートの二日目で、時間的に昼公演に間に合いそうだった。2階から11階のオーブまで急いで行ったら、幸運にもまだ当日券が残っていたので15分前に会場に滑り込んだ。

よかった!ほんとに思いきって行ってよかった。「しゃべりを少なくして歌をできるだけたくさん届けよう」という石丸さんの言葉(正確にこう言ったんじゃないけど)通り、素晴らしい歌の数々を全身に浴びてなんと幸福な時間だったろう。ああ、こういうコンサートを望んでいたんだ。ありがとう!ありがとう!
ろくにチラシも読んでいなかったので、てっきりゲストがヘンシャルさんで、石丸さんと濱田めぐみさんは普通の出演者だと思っていた。ふたりがなかなか出てこないのでおかしいなと思っていたら、第一部の最後で福井さんが「みなさんお待ちかねのゲストを紹介します」と言って、二人が出てきた。ああ、そうだったの。そして今までMCなく進行していた舞台でお二人がしゃべるしゃべる。一幕最後がめぐさんの「星のさだめ」石丸さんの「時が来た」。石丸さんは本公演で聴いていたけど、めぐさんは初めて。「アイーダ」は一度は観たい演目なので嬉しい選曲だった。
2部の最後もこのお二人に咲妃みゆさんを加えた「ラブ・ネバー・ダイ」の宣伝トーク(苦笑)そうか咲妃さんはメグ役だったっけ。めぐさんは「心で見つめて」あ、そっちか(「愛は死なず」かと思った)その次が石丸さんの「君の歌をもう一度」。
最後に出演者全員のコメントあり、ああ、これで終わりかと思っていたら、そのあとにヘンシャルさんの「I Dreamed A Dream」でうわ〜!となって、ラストの曲が「ワン・ディ・モア」!わたしの涙腺を刺激しっぱなし。客席全員スタオベ!至福のひとときだった。
天盆

天盆

王城夕紀/著 中央公論新社 2014年刊
天盆という将棋に似た盤戯をめぐる中華風ファンタジー。面白かった。天盆の結果にハラハラドキドキしていて、ラストに大団円、と思ったら、えっそうくるの?でもそれが当然なのかもな。少勇と静夫妻と子供たち、この家族がとてもいい。
兄弟の名前がそれぞれの性質を表していて面白い。上から、
一龍、二秀、三鈴、四鈴、五鈴、六麗、七角、八角、九玲、十偉、士花、王雪、凡天
この家族に幸いあれと祈る。
怪物はささやく

怪物はささやく

パトリック・ネス/著 シヴォーン・ダウド/原案 ジム・ケイ/絵 池田真紀子/訳
東京創元社 創元推理文庫 2017年刊
2011年あすなろ書房より刊行された。
ダウドの死後ネスが書き継いだ本書。訳者あとがきに「ダウドが構想として残したメモに自由な発想で肉づけを施し、コンパクトで濃密な作品に仕上げた」とある。ダウド本人の書いたものを読みたかったとは思うが、こういう形でも発表されたのは嬉しいこと。

胸が苦しくなる話。あまりにも主人公の置かれた環境が苛酷で。離婚したシングルマザーの家庭で、母親が病いで死期が近いなんて。ここまで彼を追い込む必要があったのかと思うほど。
読んでいる間中、誰か早く彼に寄り添って! と祈り続けた。みんながそれぞれ善意を持って接してはいるが、彼が本当に欲しいものは与えられない。みんなズレている。きちんと正確に事態を把握し、適切に対処することは大人の仕事だ。みんなそんな余裕がないのかもしれないが、それが現実といえばそうなのだろうけど、本来子どもは理屈抜きで守られるべき存在のはず。わたしたち大人はもっとしっかりしなければと思った。
ダマシXダマシ

ダマシXダマシ

森博嗣/著 講談社ノベルス 2017年5月刊
「Xシリーズ」最終巻。登場人物はかぶっていても割と独立した話で、普通のミステリとして読めたシリーズだった。だけどラストにきて、ええ〜!とサプライズあり。やっぱり森さんだな。
森さんの作品、時代と登場人物をちょっと整理したいけど、もう今から読み直すのはきついなあ。
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