劇団四季「ゴースト&レディ」名古屋公演 ライブ配信

劇団四季「ゴースト&レディ」名古屋公演

8月31日の千秋楽公演のライブ配信を、「劇団四季ライブチャンネル」で視聴。
「UーNEXT」と「Rakuten TV」でも視聴出来たのだけれど、字幕付きの「劇団四季ライブチャンネル」を選んだ。
ライブ配信のあとは9/3〜9/10のアーカイブ配信を視聴している。気になるところを確認できるのでありがたい。

キャストはフロー役の谷原志音さんは東京公演のLIVE配信と同じで、グレイ、ジョン・ホール、デオン、エイミー、アレックス、ボブ、など主要な役がそれぞれ東京とは違っていた。演出も少し違うところもあったけど、キャストみんな素晴らしく感動は変わらなかった。いや〜やっぱりいいわ、この作品、大好きだ!

昨年のライブ配信以来サントラ盤を毎日聴きまくっていたけど、やはり作品全体を通して鑑賞すると、忘れていた部分もありキャストの違いで役の印象が違ったり、新しい発見があり楽しかった。もう今日で配信も終わりなので名残惜しい。

フローの谷原さんはより迫力を増した歌唱と演技。「絶望のどん底で」の覚悟を決めた時の凛々しさ、「走る雲を追いかけて」のスカートをたくし上げてぐいぐいと進む勇ましさ、雪原で「さあ、撃てばいい!とホールに対峙し、グレイに「今なのよ!」と絶叫する姿に、毎回涙してしまう。

グレイの加藤迪さん、幕開けではちょっと硬いかなと感じたが、だんだん気にならなくなった。萩原さんより若いので、フローとの関係が同年代の仲間っぽい。そして歌がすごく上手くて谷原さんとの声の相性がとても良かった。

ジョン・ホールの瀧山久志さんは、どっしりとした悪役で、怒鳴り声がマジで怖かった。低音のすごくいい声で聴き惚れる。

デオンの宮田愛さん、きゃーデオンさま!東京の岡村さんが妖艶だったのにくらべて宮田さんは冷徹な感じ。どちらも素敵❤️ グレイに蹴り入れるところとか、踏みつけるところ、「トレビアン!」と叫ぶところ、もういちいち素敵。

エイミーの竹田理央さん、理想に燃えた良家のお嬢さんが、現実の厳しさを知り自身の不甲斐なさを嘆く姿がリアルだった。クリミアへ行く船に乗船する時、伯母にボンネットのリボンを結んでもらい、意気込んだ「むん!」って表情するのが可愛くて可愛くて。無垢で純真でまだ挫折をしらない少女だった。

アレックスの分部惇平さん、イケメン過ぎないか? ちゃっかりエイミーを攫っていくのが憎らしい。今回見て、エイミーにハンカチ貸したり花を贈ったりしてるのに気がついた。前からそうだっけ?

ボブの菱山亮祐さん、東京の平田了祐さんより体格はいいけど、丸顔で童顔でより原作のボブに近かった。この舞台では17才だけど、原作の漫画ではもっと幼かったから。

ヴィクトリア女王の近藤きららさん(東京でも同じ)フローの母親役も兼ねているけど、この女王さま相変わらずパワフルで面白い。シリアスなストーリーの中で唯一おかしくって楽しい場面。「デイア ミス ナイチンゲール!」や「大変であろう」の言い方、体と手の使い方に毎回爆笑している。


ストーリーと役者さんの演技が素晴らしく、ラストには画面に向けて自然と拍手していた。出来れば生で見たかった。これから大阪公演があるけど、また絶対東京でも再演あることを信じて待っている。

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